展示会Report「TROPE ー不便の追求ー」

Tato Architects 島田陽 × dot architects × graf 服部滋樹
「TROPE ー不便の追求ー」

10/30, 31の2日間限定で、grafのプロダクト「TROPE」の概念を基にしたそれぞれの立場・視点からのインスタレーションを展開しました。

今回は、1階ではgrafによる「TROPE」の使い方を提案するような展示。2階には建築家島田陽さんによる「TROPE」の概念から発想したオリジナルベッド、チェア、テーブルの展示。3階ではdot architectsが、「TROPE」をテーマとした石と木、アルミを組み合わせたプロダクトによる空間が形成されました。

最終日の夜は、服部滋樹さん・島田陽さん・dot architectsから家成俊勝さんをお迎えし、少人数限定のトークイベントを行いました。

第一部 「ふべんの可能性」 第二部「まちへの信頼」というテーマでしたが
ビールを片手に、話は脱線しながら和気あいあいのとても楽しい夜となりました。

2日間という短い期間がもったいないほどの充実した内容の展示でしたが
遠方からも多くの方にご来場頂きました。ご来場者、関係者の皆さまありがとうございました。

展示中の館内の様子をご紹介いたします。
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1階のgraf 服部滋樹氏によるインスタレーション
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2階の半透明の膜を貼ったスタジオルームでは建築家・島田陽氏の提案する家具を展示。
島田さん自ら設計の半透明の膜を貼った空間での展示はさすが!というシンクロ感
ビニールを貼った家具表面には、恐る恐る実際に座ったり寝転んだりして頂けることで
皆様にお楽しみいただけました。

 

 

 

3階ではドットアーキテクツの展示。
Blend Studioの離れの小屋の建築もしていただいた関係から、今回このような本館での展示につながり大変うれしく思っています。

 

 

 

 

また併せて、離れの小屋と、本館内複数箇所にて
YOMAFIG. の抽象画家・吉見紫彩さん、鉄作家の桑原ひな乃さんの鉄作品の展示も行われました。

 

 

開催日時|10月30日(土) 10:00-19:00 |10月31日(日) 10:00-17:00 ※31日17時~はトークイベント

◆コンセプト
「使い手に使い方が委ねられる」というTROPE(graf社のオリジナルプロダクト)のコンセプトを抽出してインスタレーション展示を行う

◆インスタレーション
【1階】TROPE生みの親であるgraf代表の服部滋樹さん

【2階】Blend Studio本館の建築家・島田陽さん

【3階】Blend Studioの離れ小屋の建築を手掛けた建築家ユニット・dot architects

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「 TROPE ー 不便の追求 ー 」

開催日時|
10月30日(土) 10:00-19:00
10月31日(日) 10:00-17:00 ※17:00〜トークイベント
場所|Blend Studio

共同企画 |
◇YOMAFIG
◇graf
◇Blend Studio

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【TROPEとは?】

「TROPE」はあらかじめ決められた用途や役割を与えられていない、使い手の想像力を伴うことで機能を見出すgrafのオリジナルプロダクトシリーズ。 2011年に第1作目を発表したこのシリーズは、物や情報があふれる今の時代に必要なものは何かを考え作り始めたもの。 生活の知恵に学ぶ、工夫をする楽しさ。日々の生活をサバイブし、生活者の新しい感覚を育んでゆく。その使い方は全て、使い手の感覚に委ねられています。

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