カメラ撮影ワークショップレポート
先日、撮影ハウススタジオBlend Studioにて「フォトスタジオでプロの写真家と楽しむ! 撮影ワークショップ」を開催しました。
昨年2020年から3回目となる現代アートと出会う日(2021年3月からの新しい名前はYOMAFIG.) チームとの共同企画のイベントは、コロナ禍でも安全に開催できることを前提に、毎回アーティストの方や講師の方のご協力の上で工夫を重ねて開催しております。
今回は、ホテルThe Blend InnからBlend Studioへリニューアルして第一回目の記念すべきイベントとなりました。
カメラ撮影ワークショップは2部制で、午前の部も午後の部も多くの方にご参加いただきました。
今回はiphoneでも参加できるということで、カメラ初心者やとりあえずカメラを買ってみたばかりの方も多く、子供たちの参加もたくさんあってにぎやかな楽しい教室となりました!
チームになってBlend Studioにある「◯」「△」「□」を探そう!という企画。
同じものを見ても○に見える人もいれば△に見える人もいる。
撮影をするときに(普段の生活でもあてはまりますね!)そんな視点も大切だということを実践することで学びました。
館内の家具や備品、建築構造に使われている材料、光の差し込みなど、さまざまな要素から自分の担当の”かたち”を探しています。
屋上や庭でも、、
△チームは一番難しい課題!
今回は2名のアーティストによる作品も館内に展示されました。
参加者の方は作品鑑賞をしつつ、課題の撮影の対象として撮られる方もいらっしゃいました。
こちらは講師・栗田一歩さんの作品
講師の栗田さんは普段はプロカメラマンでありつつ、手話通訳者として写真作品を通じて手話の普及活動をされています。
Sign Lab.
Insgagram
https://www.instagram.com/sign_lab
そしてこちらはアート企画を行っている「現代アートと出会う日(現在はYOMAFIG.)」のメンバーの一人、吉見紫彩さんによる絵画です。
https://www.instagram.com/shisa_yoshimi
吉見さんの作品は、コンクリートにも木にもとても相性がよく
太陽光の差し込みが伴い、とても幻想的な雰囲気の空間がBlend Studioに演出されました。
撮影終了後はみんなでウエブにアップロードして撮影した作品を紹介しあいました。
「なるほど・・」
「◯にも△にも見えるね。」
「よく見つけたなあ。」
「子供しか目にできない視点から撮ってるね。」
などいろんな意見が飛び交いました。
こちらは子供が撮った写真作品の一例です。テーマは「◯」
まんまるじゃなくても「まるっぽいもの」も含まれます。
2回目の講座では聴覚障害者の方向けの手話通訳も行いつつ、動画配信も行いました。
ユーモアたっぷりの栗田さん!
とてもていねいで、優しくおだやかな人柄が現れたわかりやすい解説により参加者がみな一体の笑顔になり、会場がなごやかなムードに包まれました。
自分もカメラマンなんだ!と思わせてもらえるようなワークショップでした。
手話通訳の宮原 二三弥さん(あんくん)は、京都府をベースに、聴覚障害者の自由な学びの環境を整える活動を行われています。
TELE SIGN
講座終了後は、講師の写真家 栗田一歩さん と 詩人・辺口芳典氏によるアフタートークを開催しました。
こちらも手話通訳付きで動画配信を行いました。
下記からアーカイブでご覧いただけますのでぜひご覧ください!
今回は、文化庁の「芸術活動の継続支援事業」に採択された企画として開催致しました。
また不定期でこのようなワークショップをBlend Studio (ブレンドスタジオ) で行っていきたいと思います。
SNSなどを中心にご案内しますので、ぜひチェックしてみてください。